2021.4.3(土)、三鷹SUBARU総合スポーツセンター軽体操室にて「BOCCIA OPEN CUP TOKYO」を開催しました。
本大会は、昨年10月〜今年2月の間に7回行った「ボッチャ交流戦」の優勝者7名に招待選手1名を加えた8名での個人戦大会です。
参加の8名の選手の内訳は、健常者が4名、BC3が1名、BC4が2名、OP座位が1名。それぞれ実力と実績のある選手ばかりで、
「障害の有無やカテゴリーを越えた東京都No.1を決めるボッチャ大会」と言っても過言ではない大会となりました!
大会は4名での予選リーグの後に、上位2名による決勝トーナメントを行いました。試合はすべて2エンドで実施、同点の場合は1球のタイブレークで勝敗を決しました。
◆予選Aリーグ
①田村2-0髙橋
②岩崎2-0宮原
③田村5-2岩崎
④髙橋1-1宮原(タイブレークにより髙橋の勝ち)
⑤宮原3-0田村
⑥髙橋2-1岩崎
よって、予選Aリーグの結果…
1位:田村和秀(NEC)2位:髙橋克成(わかば隊)の2名が準決勝に進出となりました。
◆予選Bリーグ
①鶴井5-0唐司
②長田1-1斉藤(タイブレークにより長田の勝ち)
③長田2-0鶴井
④斉藤2-2唐司(タイブレークにより斉藤の勝ち)
⑤鶴井2-0斉藤
⑥長田2-1唐司
よって、予選Bリーグの結果…
1位:鶴井純一朗(川崎ボッチャーレ)2位:長田知恵(NEC)の2名が準決勝に進出となりました。
◆準決勝① 髙橋vs長田
第1エンド
髙橋さんの正確なアプローチ、プッシュによって1点を獲得!
第2エンド
髙橋さんの1球目、8〜9mの距離のジャックボールにぴったりとアプローチで勝負あり!
髙橋2ー0長田 髙橋さんが決勝に進出!
◆準決勝② 田村vs鶴井
第1エンド
田村さんがら6球投げ終わり、鶴井さん残り3球。鶴井さんは1点取っている状況で果敢に攻めたが、田村さんに1点を与えてしまう。
第2エンド
田村さんの安定したアプローチで1点をしっかりとキープする。
田村2 – 0鶴井 田村さんが決勝に進出!
◆決勝 田村vs髙橋
第1エンド
田村さんがジャックボールを4〜5m付近に置く。そして、田村さんの美しいフォームから放たれるボールは正確無比!アプローチもプッシュも正確に放ち、3点を先取する。
第2エンド
髙橋さんはジャックボールを8m付近に置き、逆転を狙う。長距離での闘いながら、ファーストボールが入れ変わる手に汗にぎる展開で、最終的に髙橋さんが1点を取るに留まる。
田村3ー1髙橋
よって、田村和秀選手が「第1回BOCCIA OPEN CUP TOKYO」優勝となりました!!
今回、この大会を「競技の緊張感を味わいつつも、会場にいる全ての人が心からボッチャを楽しめる大会」にすることを目標に準備を重ねてきました。
準備を進めていく中で、CACの方々などが快く審判も引き受けて下さり、より公式戦に近い雰囲気を作りだしてくれました。
また、アポワテック様より「メダル」と参加賞としてマックカード10枚をご提供いただき、選手の方々に大変喜んでいただけました。
また、カメラマンの方や取材や見学として4社の方が来てくださいました。
多くの方にご協力いただき、大会が開催できたことにとても感謝しています!
そして、今回の取り組みを今後の活動や「第2回BOCCIA OPEN CUP TOKYO」に繋げていきたいと思っています。