2022.12「ボッチャ出前授業」

今月は、BOCCIA BASE TOKYOの活動の一つである出前授業で3つの学校へ行かせてもらいました。

1校目は、『芝浦工業大学附属中学高等学校 @shibaurafuzoku 』へ伺いました。
対象は中学2年生。
探究型授業の中で「ボッチャを通じた多様さの理解」をテーマとし、ボッチャが誰でも出来るインクルーシブなスポーツである事を感じてもらえるよう授業を展開しました。
実際にボッチャを体験してもらったり、BOCCIA BASE TOKYOの活動の様子を見てもらったりすることでボッチャのもつ魅力を実感してもらいました。
最後の感想でも、「本当に誰でも一緒に楽しめるスポーツ」「体力=強さではない」「幅広い年齢層の人がつながれる」などという感想を頂きました。

2校目は、『調布市立第三中学校』へ伺いました。
こちらも中学生ともあり、ボッチャを楽しむだけではなく、誰でも一緒にできるインクルーシブなスポーツであるというボッチャの魅力を感じてもらうべく工夫をして行いました。
チームでよく話し合い、作戦を立てながらボッチャを楽しんでいたのが印象的でした。
また、選手としてだけではなく、審判にも興味を持ち、「ジャックボールプリーズ!」のかけ声が様々なところから聞こえてきて微笑ましかったです。

3校目は、『三鷹市立第五小学校』へ伺いました。
小学生ということもあり、非常に盛り上がり楽しんでもらえることが出来ました。
1クラス1コマでの授業だったため、ボッチャについてやルール説明などは早足でしたが、興味を持ったことに対しての吸収力が凄まじく、自分達で考えながら試合を進めることができていました。
恐るべき小学生!そんな印象でした。

全ての出前授業において、皆さんが楽しく真剣にボッチャをやっている姿に感動し、胸が熱くなりました。
今回はインクルーシブなスポーツ、誰でも楽しく一緒に出来るスポーツという事を感じてもらえるように授業を展開しましたが、子どもたちの感度は予想以上に高く、感想からもとても理解し深く感じてくれている様子が伺えました。
一方的に教えるだけではなく、子どもたちに感じてもらう授業が展開できた事に手応えを感じ、我々にとってもとても勉強になり素晴らしい機会となりました。
本当にありがとうございました。
今後もより楽しく、価値のある出前授業を続けていければと思います!